ニコンのライカLマウントレンズの傑作NIKKOR-S.C 5cm F1.4です。 距離はfeet表記となります。 Nikonの当時の銘「日本光学工業株式会社」にて製造されたツァイスのゾナータイプレンズとなります。 設計こそゾナー型ではあるのですが、ツァイスに先駆けて世界で初めて35mm用レンズとしてF1.4という大口径を実現し、ツァイスからクレームが入った程の逸話を持っている歴史的なレンズです。 また、ロバート・フランクが傑作「The Americans」を撮ったレンズとしても知られていて、スイスカメラ博物館にてバルナックライカにこのレンズが装着された実機の展示を確認する事ができます。 https://www.cameramuseum.ch/en/ 絞りも円形絞りでボケ味も美しく、そしてこのレンズの特徴として、距離計連動範囲を超えて、最大1.5feet（約45cm）まで接写をする事ができます。 そのため、ミラーレスでの撮影時にも非常に有用です。 レンズには前玉・後玉ともに目立つ傷や汚れは無く、レンズ内にも目立つチリの混入などもなさそうです。 年代を考えると比較的綺麗な個体かと思います。 ※丁寧に確認をしていますが、あくまで素人目の判断ですので、厳密を求める方はお控えください。 シリアルナンバーから判断すると1952〜1962年内の製造と推測されます。 ※写真のシリアルナンバーはモザイク処理を掛けてあります。 戦後の混乱の中これだけの優秀なレンズを開発したニコンの技術力に驚くとともに、非常にヒストリカルな貴重なレンズとなります。 市場で見かける事も稀になってきましたので、この機会に是非ご検討くださいませ。 ※サイズは便宜上αAマウントを使わせていただいていますが、正しくはLeica Lマウントとなります。 カラー···シルバー マウント···αマウント系 焦点距離···18mm～70mm未満 フルサイズ対応···フルサイズ対応可 開放F値···～1.5未満 50mm Nippon Kogaku Japan Leica ライカ ロバート・フランク 大口径 オールドレンズ クラシックカメラ クラカメ フィルムカメラ ビンテージレンズ カール・ツァイス カールツァイス ツァイス Carl Zeiss Sonnar